「アルクオーツスプリント・ＵＡＥ・Ｇ１」（５日、メイダン）

　三浦騎乗のウインカーネリアンが惜しくも２着に敗れた。４着にダノンマッキンリー、５着にピューロマジックが入った。１着にはビリービング（愛国）が入り、賞金８７万ドル（約１億３６００万円）を獲得した。

　芝の直線１２００メートルで行われた一戦。好発を切ったウインカーネリアンはハナを奪うと、手応え良く疾走。直後に欧州勢２頭が迫っていたが、残り１００メートルを切っても、先頭を守っていた。しかし、ゴール直前、ビリービングにかわされた。

　三浦は「悔しいです、本当に。ここまで来たら本当に勝ちたかったですし、そのつもりでチームでここまで来たので手綱を取った騎手として申し訳ないと思っています」と悔しそうな表情を浮かべ、「初めての直線競馬でしたけど、そこに関してはずっと乗ってきて問題ないと思っていたので、きょうは本当に勝ちに行きました」と振り返った。競馬場では妻でタレントのほしのあきも観戦していたが、Ｇ１タイトルにはあと一歩手が届かなかった。