名牝マルシュロレーヌの甥となるリバーバレイト(牡3、美浦・堀宣行厩舎)が、土曜中山5Rの3歳未勝利(芝1600m)で初勝利を狙う。

　リバーバレイトは父キタサンブラック、母リリーバレロ、母の父ロードカナロアの血統。母はJRAで4勝。叔母のマルシュロレーヌは21年の米G1・BCディスタフなど重賞5勝を挙げた名牝で、叔父のバーデンヴァイラーは22年のマーキュリーCと23年の佐賀記念を制している。また、祖母のキョウエイマーチは97年の桜花賞馬で、近親のナミュールは23年のマイルCSなど重賞を3勝、同じくラヴェルは22年のアルテミスSと24年のチャレンジCの覇者だ。

　ここまで1戦0勝。今年1月のデビュー戦は1番人気に支持されながら2着。とはいえ、勝ったのは続くすみれSも制するジーティーアダマンだから、相手が悪かったといえるだろう。少しレース間隔はあいたが、今の未勝利なら力上位は明白。鞍上にモレイラ騎手を迎え、負けられない一戦となる。