愛ダービー、フローズンファイアが快勝

2008年06月30日 02:00

 現地時間29日、愛・カラ競馬場で行われた愛ダービー(3歳牡牝、愛G1・芝12f、11頭立て)は、A.ヘファナン騎手騎乗の6番人気フローズンファイア Frozen Fire(牡3、愛・A.オブライエン厩舎)が、最後方追走から直線で大外を追い込み、カジュアルコンクエスト Casual Conquestに2馬身差をつけ快勝した。勝ちタイムは2分31秒90(稍重)。さらに短頭差の3着にアレッサンドロヴォルタ Alessandro Voltaが入り、1番人気タータンベアラー Tartan Bearerは4着に敗れた。なお、英ダービー馬のニューアプローチ New Approachは、左後脚を負傷したため出走を取り消している。

 勝ったフローズンファイアは、父が99年の愛ダービー馬モンジュー Montjeu、母EvensF(その父Woodman)という血統の独国産馬。伯母に99年ドイツ3歳牝馬チャンピオンのフラミンゴロード Flamingo Roadがいる。06年のゴフス・フェブラリーセールにて25万ユーロで落札されていた。

 07年8月のデビュー戦(愛・ゴーランパーク、芝7f)を制し、続くレーシングポストT(英G1)は8着。ダンテS(英G2)2着から臨んだ前走の英ダービー(英G1)は、勝ったニューアプローチから12馬身差の11着に敗れていた。通算成績5戦2勝(重賞1勝)。

 鞍上のA.ヘファナン騎手は昨年のソルジャーオブフォーチュン Soldier of Fortuneに続く愛ダービー2勝目。管理するA.オブライエン調教師は一昨年(ディラントーマス Dylan Thomas)、昨年に続く3連覇で、このレース史上最多の6勝目となった。

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