藤田菜七子元騎手が引退後初の公の場 門別競馬場イベントに出演 現在は宮崎に移住「リフレッシュできた」

2025年04月16日 14:54

(c)ホッカイドウ競馬

 JRA女性ジョッキーの第一人者で昨年10月に引退した藤田菜七子さん(27)が16日、北海道・門別競馬場で行われるホッカイドウ競馬「グランシャリオナイター」2025シーズン開幕日のイベントに出演。騎手引退後、初の公の場となった。

 女性ジョッキーの先輩であり、ホースコラボレーターの細江純子さん(50)とホッカイドウ競馬YouTube「なまちゃき」に出演。ボディーラインがあらわになる黒色のニットに花柄のスカート姿で登場した。MCから紹介されると「よろしくお願いします」と笑顔。「(予想は)ちょっと自信はないんですけど、結構頑張って予想してきたので、当たるといいなと思います」と1〜3Rの予想に挑戦した。

 騎手を引退後の生活については「ちょっと競馬をなかなか見られなかったのですが、声をかけていただいてから競馬をたくさん見るようになって。たくさん休むことができて、リフレッシュできました」とコメント。現在、宮崎県在住の菜七子は「(移住して)新鮮です。宮崎牛もおいしいです〜!」と声を弾ませた。

 初めて予想した門別1Rの本命は(4)エイイチ。ノートにびっしり予習をしてきたという藤田は「(4)番は3走前は距離が長くて、2走前は気難しさを出していたのかな。ちゃんと走れていない気がしたので、前走ぐらい走れれば(4)がいいのかな」と騎手目線での予想を披露。買い目はワイドで(4)から(7)トーケンナナ、(10)フラワーステラの2点で勝負。本命は当たったものの相手が抜けて、惜しくも予想は外れた。

 番組のコメント欄には「菜七子ちゃんおかえり」「元気そうで良かった!」「ずっとずっと菜七子ちゃん待ってました」など、復帰を喜ぶファンの声であふれていた。



 ◆藤田菜七子(ふじた・ななこ)1997年8月9日生まれ。茨城県守谷市出身。身長157・4センチ、体重45・6キロ。2016年3月5日に美浦・根本康広厩舎所属でJRA騎手デビュー。同年4月10日の福島9R(サニーデイズ)でJRA初勝利。19年のフェブラリーSでJRA所属の女性騎手として初めてG1に騎乗(コパノキッキング=5着)。同年のカペラSをコパノキッキングで制し、日本人女性騎手として史上初となるJRA重賞制覇を果たした。20年4月26日の福島1Rで女性騎手初のJRA通算100勝を達成。JRA通算166勝。昨年7月にJRA職員の男性との結婚を発表。同年10月11日に現役を引退した。

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。