キンシャサノキセキ、10度目の挑戦で重賞初制覇

2008年07月06日 15:25

 6日、函館競馬場で行われたサマースプリントシリーズ第1戦・第15回函館スプリントS(3歳上、GIII・芝1200m)は、岩田康誠騎手騎乗の1番人気{horse=2003110212:キンシャサノキセキ}(牡5、美浦・堀宣行厩舎)が、3番手追走から直線で抜け出すと、後方から末脚を伸ばした5番人気トウショウカレッジの追撃をクビ差抑え優勝した。勝ちタイムは1分08秒4(良)。さらに2馬身差の3着に4番人気キングストレイルが入った。

 勝ったキンシャサノキセキは、父フジキセキ、母ケルトシャーン(その父Pleasant Colony)という血統の豪州産馬。伯父にリュパン賞(仏G1)など仏重賞5勝を挙げた種牡馬グルームダンサーがいる。

 05年12月のデビューから2連勝で06年ジュニアC(OP)を勝利。その後は重賞戦線で常に人気を集める存在となったが、06年NHKマイルC(GI)3着、前走の高松宮記念(GI)2着など好走もあったが勝ち星に恵まれず、今回10度目の挑戦で重賞初制覇となった。通算成績17戦6勝(重賞1勝)。

 鞍上の岩田康誠騎手は安田記念(GI、ウオッカ)に続くJRA重賞制覇で今年9勝目、通算20勝目。管理する堀宣行調教師は06年(ビーナスライン)に続くこのレース2勝目。JRA重賞は昨年のセントライト記念(GII、ロックドゥカンブ)以来となる通算6勝目となった。

※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。

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