【京王杯SC】史上3頭目の偉業なるか 10歳のトゥラヴェスーラが重賞初制覇狙う

2025年05月01日 19:30

京王杯SC2025に出走予定のトゥラヴェスーラ(今年3月撮影、ユーザー提供:おかおみさん)

 大ベテランのトゥラヴェスーラ(牡10、栗東・高橋康之厩舎)が、京王杯スプリングカップ(4歳上・GII・芝1400m)で重賞初制覇を狙う。

 トゥラヴェスーラは父ドリームジャーニー、母ジャジャマーチャン、母の父アドマイヤコジーンの血統。伯母のアストンマーチャンは07年のスプリンターズSの覇者だ。

 ここまで38戦4勝。重賞には26回挑戦して、18年の葵S、21年京王杯スプリングC、22年の阪急杯と2着が3回。3着が2回、4着も5回あるが、惜しくも勝利には手が届いていない。それでも総獲得賞金は2億7169万7000円。JRAで現役の重賞未勝利馬では3億3389万2000円のボルドグフーシュ、2億7958万6000円のマイネルウィルトスに次いで3位となる。

 明けて10歳となったが、大きな衰えはない。昨秋のスワンSでは13番人気の低評価も何のその、後方からグイグイ伸びて3着に健闘している。その後も阪神Cが0秒3差の7着、前々走の阪急杯が0秒4差の7着。前走の高松宮記念はGIとあって11着に崩れたが、GIIやGIIIなら好勝負できる力はある。

 10歳でのJRA平地重賞制覇となれば、08年の小倉大賞典のアサカディフィート、12年のステイヤーズSのトウカイトリックに続いて3回目となる。古豪が奮起し、競馬史に新たな1ページが加わることを期待したい。

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