京都新聞杯に出走予定のエムズ(c)netkeiba
5月10日(土)は東京・京都・新潟の3場開催。9日正午の馬場状態は3場全て芝ダートともに良となっている。
■京都新聞杯で無敗のエムズが重賞初挑戦・初勝利を狙う
京都11Rは芝2200mの京都新聞杯(GII)。エムズは新馬戦、前走の大寒桜賞とデビューから無傷の2連勝。半姉にGI馬ダノンファンタジーを持つ良血馬が、日本ダービーへ向けて名乗りを上げるか注目される。対するは未勝利、1勝クラスと連勝中の上がり馬トッピボーン、前走皐月賞で7着のキングスコールなど。
■エプソムCでセイウンハーデスが復活を狙う
東京11Rは芝1800mのエプソムC(GIII)。セイウンハーデスは23年の七夕賞勝ち馬。長期休養を経て、復帰後3戦目となる今回は、前走京都記念8着からの巻き返しが期待される。対するは前走の大阪城Sを快勝し勢いに乗るデビットバローズ、2歳時に東京スポーツ杯2歳Sを制し前走白富士Sも勝利したシュトラウスなど。
■青竜Sでプロミストジーンがダートマイル適性示す
東京10Rはダート1600mの青竜S(OP)。プロミストジーンは前走のヒヤシンスSで2着に入り、東京ダートマイルへの高い適性を示した。デビューから3戦全てで連対しており、安定感は抜群。OP初勝利へ期待がかかる。対するはダート転向後2連勝中のベルジュロネット、前走バイオレットSで掲示板を確保したポールセンなど。
■分倍河原SでレッドアトレーヴがOP入りを狙う
東京9Rは芝1600mの分倍河原S(3勝)。レッドアトレーヴは前々走で現級へ勝ち上がり、昇級初戦の前走あけぼのSでも2着と好走。東京の芝マイルは3戦して1勝2着2回と得意にしており、勝ってOP入りを狙う。対するは23年マイルCSを勝ったナミュールの半妹アルセナール、昇級・休養明けでも差がない良血馬ミラビリスマジックなど。
■東京8Rで4戦連続2着のスカイハイが勝ち上がりを目指す
東京8Rは芝1400mの4歳上2勝クラス。スカイハイはこのクラスで4走連続2着と常に上位争いを演じており、勝ち上がりは時間の問題。東京コースも問題なく、ここでクラス卒業を目指す。対するは詰めが甘いが堅実なカリーシ、前走大敗も見限り早計なシステムリブートなど。
■京都8Rでシャハザマーンがダートで2勝目を狙う
京都8Rはダート1800mの4歳上1勝クラス。シャハザマーンはダートに転向し前々走で初勝利を挙げると、前走も現級で2着と好走。半兄にGI2勝のシャフリヤール、アルアインを持つ良血が開花の時を迎えるか。対するは5カ月半ぶりの実戦となるが前走ダート替わりで2着のストーンズ、近2走連続2着のオーシンハーフなど。
■新潟6Rでストレイトガールの仔マドモアゼルアスクが初勝利を狙う
新潟6Rは芝2000mの3歳未勝利。GI3勝を挙げたストレイトガールの仔マドモアゼルアスクは2走前に3着と好走。前走は結果が出なかったが、ここで初勝利を狙う。対するは前走2着のファンタズマ、前々走2着のマイネルフィスキオなど。
■節目の勝利までわずか
・泉谷楓真騎手はJRA通算100勝まであと1勝、京都で2鞍に騎乗。
・A.シュタルケ騎手はJRA通算100勝まであと1勝、京都で7鞍に騎乗。