新潟大賞典に出走予定のレガーロデルシエロ(撮影:小金井邦祥)
5月17日(土)は東京・京都・新潟の3場開催。16日正午の馬場状態は、3場全て芝・ダートともに良となっている。
■新潟大賞典でレガーロデルシエロが重賞初制覇を狙う
新潟11Rは芝2000mの新潟大賞典(GIII)。レガーロデルシエロは前走の美浦Sを快勝しOP入り。これまでに9戦して馬券圏内を外したのは一度だけと非常に堅実。ここで重賞初タイトルを掴みにいく。対するは前走難波Sを鋭い末脚で勝ち上がったサブマリーナ、現在2連勝中で本格化気配のディマイザキッドなど。
■京都HJでアンクルブラックが重賞初制覇に挑む
京都8Rは障3930mの京都ハイジャンプ(J・GII)。アンクルブラックは前走、前々走とOP戦を連勝中。本格化を印象付けており、この勢いで障害重賞初制覇を狙う。対するは前走で三木ホースランドJSを勝ったレッドバロッサ、障害重賞実績豊富なアサクサゲンキなど。
■鞍馬SでグランテストがOP勝ちを目指す
京都11Rは芝1200mの鞍馬S(OP)。グランテストは前々走のシルクロードSで2着、前走の愛知杯でも4着と重賞戦線で好勝負を続けている。得意の京都コースで待望のOP初勝利を狙う。対するはラピスラズリS2着の実績があるナナオ2走前にOP勝ちがあるキタノエクスプレスなど。
■六社Sでラスカンブレスが東京巧者ぶり発揮か
東京11Rは芝2400mの六社S(3勝)。ラスカンブレスは前走の御堂筋Sで惜しくも2着だったが、3走前には同条件の南武特別を快勝しており、東京コースとの相性は抜群。得意の舞台で改めてクラス突破を狙う。対するは末脚堅実なナイトインロンドン、スタミナ豊富なエンドウノハナなど。
■中ノ岳特別でイモータルバードが巻き返しを狙う
新潟10Rはダート1800mの中ノ岳特別(2勝)。イモータルバードは尾瀬特別で僅差2着に好走。前々走の千葉日報杯でも掲示板を確保しており、ここでも中心視できる。対するは前走須知特別で2着に好走したカゼノランナー、一気の距離延長で新味もありそうなジェネラーレなど。
■上賀茂Sでパシアンジャンが得意の京都で勝負
京都10Rはダート1800mの上賀茂S(3勝)。パシアンジャンは2走前の中山戦で7着だったが、前走の京都・観月橋Sでは4着。京都コースとの相性が良く、ここは上位争いに持ち込める。対するは安定感抜群のハギノサステナブル、休み明けも力上位のルシュヴァルドールなど。
■国分寺特別でカンティアーモが本領発揮か
東京9Rは芝1800mの国分寺特別(2勝)。カンティアーモは2走前のカーネーションCを制し、フラワーCでも3着に入った実力馬。11カ月ぶりの前走は9着だったが、ひと叩きされた今回は本領発揮が期待される。対するは昇級初戦の前走で2着といきなり目処を立てたエルフストラック、紫苑S5着の実績を持つフォーザボーイズなど。
■節目の勝利までわずか
・三浦皇成騎手はJRA通算1100勝まであと2勝、東京で9鞍に騎乗。
・横山武史騎手はJRA通算700勝まであと1勝、東京で10鞍に騎乗。
・泉谷楓真騎手はJRA通算100勝まであと1勝、京都で2鞍に騎乗。
・A.シュタルケ騎手はJRA通算100勝まであと1勝、京都で6鞍に騎乗。