浜中を背に栗東CWで力強い動きを見せたメイショウハリオ(左)
 
 「平安S・G3」(24日、京都)
 4度目のJpn1制覇を果たした川崎記念から約1カ月半。完全復活に向けて軌道に乗った
メイショウハリオが21日、右肩上がりの勢いそのままに、栗東CWで躍動した。
 半弟の
メイショウソウタ(4歳2勝クラス)をパートナーに併せ馬。ラスト1Fで反応を確かめると力強く伸び、しっかりと併入して臨戦態勢を整えた。最後は他厩舎の追い切りとシンクロしたこともあって、より鋭さが強調される形。計時したラップは、充実の6F86秒7-38秒7-11秒5だった。
 「JBCクラシック(昨年11月=2着)あたりから状態がいい頃に戻ってきて、変わらず順調に調整できています」と感触を確かめた浜中は、好調キープを実感。岡田師は「やり過ぎないように注意しながら、いい併せ馬ができました。気持ちも乗ってきて、いい時に戻ってきていますよ」と好感触だ。
 8歳の夏を前に、充実した時を過ごすハリオ。上半期の大目標と位置付ける帝王賞(7月2日・大井)へ向け、まずは京都で力を示す。