京都11Rの第32回平安ステークス(4歳以上GIII・ダート1900m)は4番人気
アウトレンジ(松山弘平騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分57秒2(稍重)。1馬身半差の2着に2番人気
ロードクロンヌ、さらにアタマ差の3着に10番人気
レヴォントゥレットが入った。
アウトレンジは栗東・大久保龍志厩舎の5歳牡馬で、父
レガーロ、母クイーンパイレーツ(母の父キングカメハメハ)。通算成績は15戦7勝。
レース後のコメント
1着
アウトレンジ(松山弘平騎手)
「レース前はスムーズに力を出せる状態でしたので、調教師と話していたように、上手く3番手でレースを運べたことが良かったと思います。ペースも楽でしたので道中はしっかり(脚が)たまっていましたし、最後はしっかり脚を使ってくれて、着差以上に強い競馬でした。調教も乗せてもらい、とても良い馬と感じていました。(JRAでも)重賞を勝てたことで、上の舞台でも楽しみです。また頑張ってくれると思います」
2着
ロードクロンヌ(藤岡佑介騎手)
「スタート良く流れに乗って行ける馬で、スローでも我慢していい形でした。勝った馬は3番手から4番手につけていましたが、4コーナーで待って外で切り替える形になってしまい、そのぶんの負けだと思います。この上がりでよく差してきてくれました。重賞に手が届くところまできていますし、展開次第だと思います」
3着
レヴォントゥレット(鮫島克駿騎手)
「前残りの馬場でしたし、
ロケットスタートが決まりましたので、迷わずハナを主張していきました。道中は物見をしながらで、
リラックスして走っていました。いい感じで直線を向けましたし、悪くない内容だったと思います。デビューして1年ぐらいで、まだオープンに上がったばかりですし、ここから力をつけてくれると思います」
4着
ジンセイ(川田将雅騎手)
「これだけ強いメンバー相手でも、いい内容で走ることができたので、重賞レベルでも戦えるという認識ができました」
6着
テーオードレフォン(A.シュタルケ騎手)
「ペースがスローだったので、うまくリズムに乗れませんでした。いい脚を使ってくれたたけに、もう少し流れてくれれば良かったです」
9着
ブライアンセンス(岩田望来騎手)
「ちょっとスローペースのヨーイドンになってしまってきつかったです。でも展開が合わなかっただけなので、秋に向けてどんどん成長してくれると思います」
15着
ライオットガール(吉村誠之助騎手)
「こういう馬場でしたので、できれば前目につけたかったです。まわりに有力馬がいて、運びやすいポジションでは運べたのですが、勝負どころでペースが上がってからはついていくのに精一杯でした」