無傷3連勝で毎日杯を制したファンダム(c)netkeiba
今週末日曜に東京競馬場で行われる日本ダービー(3歳牡牝・GI・芝2400m)について、これまでの傾向から分析。本稿では「ローテ」に注目して、的中のヒントを探ってみたい。
近10年で勝ち馬が出ているのは皐月賞組、京都新聞杯組、毎日杯組のいずれか。中でも皐月賞組が【8-9-7-74】と圧倒的で、まずはここから軸馬を選びたい。特に5着以内かつ、上がり3Fが3位以内だった馬が【5-4-3-9】と堅実。複勝回収率も99%あるので、覚えておきたい。
京都新聞杯組は【1-1-0-15】。15年にサトノラーゼンが2着、19年にロジャーバローズが白星を飾ったが、全体的に見ると振るわず、まずは紐程度に考えたい。毎日杯組は【1-0-0-8】とそもそも母数も少なく、3着以内に入ったのは21年勝ち馬シャフリヤールのみ。ただし、18年ブラストワンピースが5着、21年グレートマジシャンが4着、23年ノッキングポイントが5着とそこそこまでは来ている。今年出走する無傷3連勝のファンダムには警戒したい。
青葉賞組とプリンシパルS組で日本ダービーを制した馬はいないが、近10年で前者は3着2頭、後者は3着1頭の実績あり。ローテ再編により、今年からレース間隔が1週延びたので、流れが変わる可能性もある。人気次第では紐に一考だ。
【近10年の前走出走レース】
皐月賞【8-9-7-74】
京都新聞杯【1-1-0-15】
毎日杯【1-0-0-7】
青葉賞【0-0-2-19】
プリンシパルS【0-0-1-2】
NHKマイルC【0-0-0-16】
そのほか【0-0-0-15】