16年オークスを制したシンハライト(撮影:下野雄規)
16年のオークスを制したシンハライトの半妹となるエンベッカ(牝3、栗東・斉藤崇史厩舎)が、土曜京都4Rの3歳未勝利(芝1400m)でデビューする。
エンベッカは父サトノダイヤモンド、母シンハリーズ、母の父Singspielの血統。母は05年の米G1・デルマーオークスの覇者。半姉のシンハライトは16年のオークスなど重賞3勝の活躍馬。同じくリラヴァティは16年のマーメイドS、半兄のアダムスピークは11年のラジオNIKKEI杯2歳Sを制している。
5月中旬に入厩後は坂路で乗り込まれてきた。特筆すべき時計は出ていないものの、芝の実戦にいって良さそうなタイプ。既走馬相手のデビューとなる点は割引だが、血統の底力に期待したい一戦となる。