◆目黒記念追い切り(28日・東西トレセン)
第139回目黒記念・G2(6月1日、東京)の追い切りが28日、東西トレセンで行われた。
サンライズソレイユは、朝一番の栗東・CWコースで2週続けて坂井が手綱を執り、
ジーティーララバイ(3歳未勝利)を1秒ほど追走した。直線で外から並びかけると、軽く促しただけで3馬身先着し、6ハロン82秒1―11秒3で勢いよく駆け抜けた。見守った矢作調教師は「いい動きだったと思う」と笑みを浮かべた。
中2週と出走間隔は詰まっているが、23日の1週前追い切りも6ハロン86秒0―11秒3を馬なりで出しているように、意欲的に調整されている。トレーナーは「暑さに弱い馬なので、(今週末)涼しくなるのは助かる。これで夏休みの予定なので、ここはメイチです」と勝負気配を漂わせた。
首差で制した前走の烏丸Sは、ねじ伏せる勝ち方で着差以上の強さだった。「秋にはメルボルンC(豪G1・11月4日、フレ
ミントン競馬場)にと夢見ているので、レーティングを加算することが大事だと思っている」。実現させるためにも、ここは結果を出したい。(山下 優)