【安田記念】ディー「末脚を生かす形ならチャンスはある」レッドモンレーヴで挑む 今春は外国人騎手が大活躍

2025年06月06日 06:00

 レッドモンレーヴで安田記念制覇を狙うディー(撮影・持木克友)

 「安田記念・G1」(8日、東京)

 今年の平地G1はここまで10レースで7勝を外国人騎手がマークし、大活躍が続いている。今週はJRA・G1初制覇を狙うマイケル・ディー騎手(29)=ニュージーランド=に注目だ。

 安田記念でコンビを組むレッドモンレーヴは、京王杯SCで騎乗して4着。「前走で素晴らしい末脚があるのは分かった。できれば今回は内枠から馬群に近づけて運びたい。末脚を生かす形ならチャンスはある」と目を光らせる。

 2カ月の短期免許期間も折り返し地点を過ぎた。NHKマイルCでは、12番人気の伏兵チェルビアットを3着に導いて鮮烈な印象を残した。来日前にはオーストラリアの名手C・ウィリアムズから「日本競馬のルールと、“直線は真っすぐ走らせること。そうすれば競馬を楽しめると思うよ”とアドバイスをもらった」と明かす。

 日本での生活にもすっかりなじみ、「北海道や栗東、スカイツリー、銀座、渋谷、新宿…いろんな場所に行きました」とプライベートも充実している。宝塚記念(15日・阪神)では実力馬ジャスティンパレスの騎乗依頼が届くなど、存在感は増すばかり。あとは母国への手土産にG1タイトルを狙うのみだ。(デイリースポーツ・刀根善郎)

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。