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【有力馬動向】チェルヴィニアが桜花賞以来のマイル参戦…好走の鍵は?/馬三郎のつぶやき

2025年06月11日 17:25

しらさぎSに出走予定のチェルヴィニア(c)netkeiba

ニホンピロキーフ(11日・城谷)

 マイラーズCで4着に敗れたニホンピロキーフ(牡5歳、栗東・大橋)が、新しくコンビを組む幸を背に栗東CWに登場。しらさぎS(22日・阪神、芝1600m)の1週前追い切りを消化した。少し気の荒さのある馬だが、そこはベテラン。長手綱で遊びを持たせて気分良く走らせ、直線でゴーサインを出すと、たまりにたまった脚を爆発させて6F85秒3-37秒4-11秒4(一杯)をマークした。2月に復帰以降、ややもったいない競馬が続いているが、鞍上のスイッチと気迫のこもったケイコが刺激になれば、変わり身があっても驚けない。

レーベンスティール(11日・竹原)

 しらさぎS(22日・阪神、芝1600m)に出走予定のレーベンスティール(牡5歳、美浦・田中博)がこの日、栗東CWで1週前追い切りを行った。6F81秒0-37秒4-11秒5(馬なり)を計時し、サレジオ(2歳新馬)と併入、サトノボヤージュ(2歳新馬)に1秒1先着した。6Fで0秒5先行すると、最後は余力十分に伸びてきた。早めに栗東に入厩して調整しており、十分に乗り込まれて太め感のない仕上がり。動きに活気があって、気配も良好だ。

ホウショウマリス(11日・吉田)

 降りしきる雨のなか、乗り手はカッパを着て追い切りが行われたが、やはりいつもよりは速い時計が少なかった。ただ、攻め駆けタイプは時間帯を問わずに好タイプ&好ラップを計測。ホウショウマリス(牝3歳、栗東・井上)はもともと攻め駆けタイプだが、本日の栗東坂路でも4F55秒2-11秒9(馬なり)をマーク。スピードに秀でており、2走目で本来の行き脚が戻れば前進必至だ。

チェルヴィニア(11日・澤田)

 しらさぎS(22日・阪神、芝1600m)をルメールで予定しているチェルヴィニア(牝4歳、美浦・木村)。太田助手は「前走のドバイ(シーマクラシック)は6着でしたが、そんなに悪い内容ではなかった。帰厩して現状は息の重たさがあり、体も持て余しているから、今週、来週としっかり乗り込んでいきたい。桜花賞以来のマイル戦で道中は忙しくなると思いますが、対応できるような調教をしています。一番は太めを解消できるかが鍵です」と来週に向けた対策を話した。

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