【しらさぎS見どころ】チェルヴィニアが格の違いを見せつける

2025年06月16日 11:00

しらさぎSに出走予定のチェルヴィニア(撮影:下野雄規)

 GIを2勝挙げているチェルヴィニアがマイル路線に矛先を向けて再出発する。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■6/22(日) しらさぎステークス(3歳上・GIII・阪神芝1600m)

 近走は末脚不発のレースが続いているチェルヴィニア(牝4、美浦・木村哲也厩舎)だが、このメンバーに入れば実績は断然の存在。本来であれば安田記念でも好勝負になったであろう実力馬がこのGIIIに出走。ここでを勝って、秋の大舞台へ弾みをつけたいところだ。マイルのキャリアは3戦だが、不利があり不完全燃焼だった桜花賞を除けば安定感は抜群。米子Sが重賞に昇格してリニューアルされた「しらさぎ」のように羽ばたく。鞍上はC.ルメール騎手。

 レーベンスティール(牡5、美浦・田中博康厩舎)も重賞3勝をマークしている強豪。昨年の天皇賞(秋)では、勝ち馬ドウデュースから0.5秒差と善戦した。気負いがちな面が見られるだけに、マイルへの距離短縮はプラスに働く可能性がある。休み明けとなるが、乗り込み量は十分で仕上がりに不安はなく、好勝負可能だ。鞍上は川田将雅騎手。

 その他、前走の重賞で好内容の競馬を見せたキープカルム(牡4、栗東・中竹和也厩舎)、重賞キャリア豊富なマテンロウオリオン(牡6、栗東・昆貢厩舎)、良血シヴァース(牡4、栗東・友道康夫厩舎)、2年連続でマイラーズCで好走しているニホンピロキーフ(牡5、栗東・大橋勇樹厩舎)、阪神マイルに実績のあるダディーズビビッド(牡7、栗東・千田輝彦厩舎)などがサマーマイルシリーズ初戦に顔を合わせる。発走は15時35分。

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