JRAは19日、重賞3勝をマークした
ハヤヤッコ(牡9歳、美浦・国枝)が同日付で競走馬登録を抹消したと発表した。同発表によると、同馬は北海道苫小牧市のノーザンホースパークで乗馬となる予定となっている。
同馬は父キングカメハメハ、母マシュマロの間に誕生した白毛馬。2018年6月に東京芝1800メートルの新馬戦でデビュー(3着)。2戦目に初勝利を挙げると、デビュー4戦目からダートを主戦場にした。砂転向後6戦目となる翌19年のレパードSで、史上初の白毛馬によるJRA重賞制覇を成し遂げた。
22年3月の日経賞で久々に芝に挑戦すると5着と好走。同年函館記念で重賞2勝目を挙げた。そこから再び連敗が続いたものの、昨年のアルゼンチン共和国杯で復活の重賞3勝目をマーク。今年の目黒記念のレース中に右前浅屈腱不全断裂を発症して競走中止となり、現役を引退した。通算45戦7勝(芝3勝、ダート4勝)。獲得賞金は3億614万円。馬主は金子真人ホールディングス(株)。生年月日は16年2月10日。