◆第128回エクリプスS・英G1(現地時間7月5日、サンダウン競馬場・芝1990メートル、良)
ヨーロッパ上半期の中距離王決定戦に6頭が出走し、ライアン・ムーア騎手が騎乗した
ドラクロワ(牡3歳、愛・Aオブライエン厩舎、父ドバウィ)が、最後の直線で外から豪快に伸びてG1初制覇。先に抜け出した圧倒的1番人気のオンブズマンを首差で差し切った。前走の英ダービーでは9着に敗れていたが、ここで巻き返した。エイダン・オブライエン調教師は2023年
パディントン、昨年の
シティオブトロイに続く3年連続の勝利。勝ちタイムは2分5秒92。
前走でプリンスオブウェールズSを快勝のオンブズマン(ウィ
リアム・ビュイック騎手)が2着。3歳馬で英2000ギニー覇者の
ルーリングコート(オイシン・マーフィー騎手)3着に続いた。
エクリプスSは今年から総賞金が75万
ポンドから100万
ポンドに増額された。1着賞金は56万7100
ポンド(約1億987万円=2025年のJRAレート1
ポンド193・739円で計算)。日本調教馬で出走したのは2020年に5着の
ディアドラのみ。