◆第47回ベルモントオークス・米G1(現地時間7月5日、サラトガ競馬場・芝1800メートル、良)
ニューヨーク3歳牝馬芝3冠の初戦に7頭が出走し、ランフランコ・デットーリ騎手が騎乗した
メイデイレディ(牝3歳、米・Jリー厩舎、父タピット)は直線で伸びを欠いて4着。勝ち馬のフィオンとは4馬身差で、上位3頭の争いに食い込むことはできなかった。
同馬はデビュー3戦目で迎えた昨年10月のジェサミンS・G2(キーンランド競馬場、芝1700メートル)で重賞初勝利。米G1・ブ
リーダーズCジュベナイルフィリーズターフ(
デルマー競馬場、芝1600メートル)で2着の後、日本に遠征し、阪神JFで13着(4番人気)になっていた。
今年6月のワンダー
アゲインS・G3(サラトガ競馬場)で復帰したが、馬場状態不良で芝からダート1600メートルにコースを変更して行われた。出走を取り消す馬が続出して3頭立ての3着に終わり、今回が復帰2戦目だった。昨年8月のデビューから全7戦でデットーリ騎手とコンビを組んでいる。
フラヴィアン・プラ騎手が騎乗したフィオン(牝3歳、米・Bコックス厩舎、父トワリングキャンディ)が最後の直線で力強く伸び、先に先頭に立った
ナイトロジェンをゴール前で鼻差かわし、連勝でG1初制覇となった。勝ちタイムはコースレコードの1分44秒84。
5連勝中で圧倒的1番人気の
ナイトロジェン(ホセ・オルティス騎手)が2着、アピュレントリ
ストレイント(
ジョエル・ロザリオ騎手)が3着だった。