【北九州記念】重賞初挑戦Vのヤマニンアルリフラに斉藤崇調教師「まだ4歳。もっとしっかりしてくる」

2025年07月06日 16:31

口取り式に参加した斉藤崇調教師(カメラ・高橋 由二)

◆第60回北九州記念・G3(7月6日、小倉競馬場・芝1200メートル、良)

 サマースプリントシリーズの第2戦に18頭が出走し、1番人気でハンデ55キロのヤマニンアルリフラ(牡4歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父イスラボニータ)が3連勝で重賞初挑戦Vを飾った。中団で脚をためて運び、直線では鋭く伸びてゴール前で抜け出した。勝ちタイムは1分7秒8。

 団野大成騎手は2023年のジャスパークローネ以来、同レースでは2年ぶり2勝目。ソウルラッシュで制した昨秋のマイルCS以来の重賞勝利となった。斉藤崇調教師はクロワデュノールで制した日本ダービー以来、今年の重賞3勝目とした。

 同馬は昨年のプロキオンS(小倉)を制したヤマニンウルスの半弟。未勝利、1勝クラスを勝っていなかったが、昨年12月に2勝クラスのジングルベル賞(京都)で初勝利。ダート1200メートルの伊良湖特別、芝1200メートルの淀Sに続く3連勝で、待望の初タイトル獲得となった。

 1番人気の馬は2008年に勝ったスリープレスナイトを最後に以降は勝っていなかったが、17年ぶりの勝利となった。

 5番人気のヨシノイースター(内田博幸騎手)が2年連続の2着。3着は7番人気のアブキールベイ(坂井瑠星騎手)が入った。

 斉藤崇調教師(ヤマニンアルリフラ=1着)「いつも通り上手に競馬をしてくれて、本当にいい感じで乗ってくれたかなと思います。昇級戦でしたが、力はあるなという感じですし、ここをきっちり勝ち切れたので賞金的にも大きいと思います。中間は10キロから15キロくらい体が増えていて、立派になってきたなと思っていました。その通りの感じでしたね。まだ4歳ですし、これからもっとしっかりしてくると思います」

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