北九州記念は団野大成騎手騎乗のヤマニンアルリフラ(左)がゴール前抜け出す(カメラ・高橋 由二)
◆第60回北九州記念・G3(7月6日、小倉競馬場・芝1200メートル、良)
北九州記念の売り上げは90億3171万7300円で前年比58・5%増だった。昨年は6月30日の開催で、福島ではラジオIKKEI賞・G3も行われた日だったが、今年は同じ日に他の重賞開催はなかった。
レースは1番人気でハンデ55キロの
ヤマニンアルリフラ(牡4歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父
イスラボニータ)がゴール前で抜け出し、3連勝で重賞初挑戦V。団野大成騎手は2023年の
ジャスパークローネ以来、同レースでは2年ぶり2勝目。斉藤崇調教師は
クロワデュノールで制した日本ダービー以来、今年の重賞3勝目とした。勝ちタイムは1分7秒8。
同馬は昨年のプロキオンS(小倉)を制した
ヤマニンウルスの半弟。未勝利、1勝クラスを勝っていなかったが、昨年12月に2勝クラスの
ジングルベル賞(京都)で初勝利。ダート1200メートルの伊良湖特別、芝1200メートルの淀Sに続く3連勝で、待望の初タイトル獲得となった。
5番人気の
ヨシノイースター(内田博幸騎手)が2年連続の2着。3着は7番人気の3歳牝馬
アブキールベイ(坂井瑠星騎手)が入った。