【函館2歳S1週前】46年ぶりに2歳レコード更新のカイショーが力強い伸び 池添謙一騎手「まだ全然余裕があった」

2025年07月09日 14:42

芝コースの3頭併せで最先着するカイショー(手前)(カメラ・山本 理貴)

◆第57回函館2歳S・G3(7月20日、函館競馬場・芝1200メートル)1週前追い切り=7月9日、函館競馬場

 6月14日の新馬戦(函館競馬場・芝1000メートル)を56秒4(良)で制し、1979年にハギノトップレディがデビュー戦でマークした2歳コースレコード(57秒2)を0秒8、1997年にソロシンガーが記録したコースレコード(57秒0)を0秒6更新したカイショー(牝2歳、栗東・長谷川浩大厩舎、父スワーヴリチャード)は、芝コースで今週デビューの新馬3頭と併せ馬。直線でヴィラジョヴィス(牝2歳、栗東・小栗実厩舎、父ハービンジャー)、ノアールビーナス(牝2歳、栗東・杉山佳明厩舎、父ドレフォン)と並ぶ形になり、大外から力強く脚を伸ばして最先着した。

 騎乗した池添謙一騎手は「十分すぎるくらい動きは良かったですね。動き的にはまだ全然余裕がありましたし、動きすぎないようにだけ気をつけた感じですね」と手応えを示した。

 前走は最内枠からすんなりハナに立つと、直線に入っても勢いは落ちることはなく、圧巻の逃走劇。2歳どころか、古馬の記録をも塗り替えた。「この前はしっかり勝つために(ハナに)行く手段を取りましたけど、馬の後ろで我慢させて伸ばす調教をずっとつけているので、そういう形にたぶん(函館2歳Sは)なると思います。1200メートルも大丈夫。問題ないと思います」と重賞初挑戦Vに向けて鞍上は力を込めた。

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