◆ウインマニフィーク(10日・森元)

　26日の新潟3R・2歳新馬(芝1400m)でデビュー予定のウインマニフィーク(牡、美浦・鈴木慎、父ベンバトル、母ウインファビラス)がこの日、美浦Wで三浦を背に5F69秒0-11秒9(馬なり)をマーク。道中は僚馬2頭を追走し、直線で内に潜り込むと最後は相手に合わせる余裕があった。身のこなしが軽やかで、芝ならさらに良さが出そうなタイプ。初戦から期待できそうだ。

◆ボニープリンス(10日・石渡)

　牡馬相手に重賞4勝を挙げたルージュバックを母に持つボニープリンス(牡2歳、美浦・大竹、父レイデオロ)が美浦へ入厩。この日は坂路を軽めのキャンターで駆け上がった。まだ全体的な緩さを残している一方、テンションの高揚は一切なく落ち着いて登坂できていた点は好印象だ。

◆セスティーナ(10日・竹村)

　セスティーナ(牡2歳、栗東・須貝、父マインドユアビスケッツ、母アムールポエジー)がこの日、栗東CWで3頭併せを行った。相手2頭を追い掛る形で4角を迎え、鞍上の仕掛けにしぶとく反応して3F36秒9-11秒4の好ラップをマーク。わずかに遅れたものの、着実に体力は強化されている。全兄は22年全日本2歳優駿、23年UAEダービーを制したデルマソトガケで、1歳セレクトセールで1億5500万円(税抜き)で取り引きされた一頭。デビューが楽しみだ。

◆クラディスティーナ(10日・常木)

　来週の函館2歳S(20日・函館、芝1200m)に出走を予定しているクラディスティーナ(牡2歳、美浦・清水英)に、師が好感触。「前走は仕上げ切っていない状況で、あの勝ち方ができた。雨が降って時計がかかっていたので力勝負の方がいいのかもしれないし、最終週の馬場も合いそう」と期待を寄せている。

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