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【小倉記念】友道康夫調教師が小倉重賞初制覇なるか メリオーレムとオールセインツの2頭出しだ

2025年07月16日 19:30

小倉記念2025に出走予定のメリオーレム(今年6月撮影、ユーザー提供:BLACKさん)

「西の名伯楽」友道康夫調教師が、小倉記念(3歳上・GIII・芝2000m)のメリオーレム(牡4)とオールセインツ(牡4)で小倉重賞初制覇を狙う。

 友道調教師は63年8月11日、兵庫県生まれの61歳。浅見国一厩舎、松田国英厩舎の調教助手を経て、02年に開業した。JRA通算783勝。JRAの重賞は76勝。同じくGIは日本ダービーを16年のマカヒキ、18年のワグネリアン、22年のドウデュースで3勝するなど、池江泰寿調教師と並んで現役トップタイの23勝。海外でも17年のドバイターフをヴィブロス、19年の香港マイルをアドマイヤマーズで制しており、誰もが認める西の名伯楽だ。

 小倉記念にはメリオーレムオールセインツの2頭出しを予定している。メリオーレムは自身が手掛けたシュヴァルグランの産駒。3勝クラスで足踏みが続いたが、前走のむらさき賞を快勝し、ようやく素質開花の印象だ。今回は5戦ぶりの重賞挑戦となるが、十分にチャンスがあるだろう。もう1頭のオールセインツは3勝クラスの格上挑戦となるが、24年の神戸新聞杯で0秒7差4着の実績馬。軽ハンデを味方に付ければ上位進出があっていい。

 意外にも友道調教師は小倉の重賞に縁がない。これまで延べ21頭が出走し、05年小倉記念のワンモアチャッター、14年小倉記念のマーティンボロ、22年小倉大賞典のランブリングアレーの2着が最高。先々週の北九州記念で2番人気のロードフォアエースが9着に終わったのは記憶に新しいところだ。JRA全10場重賞制覇に向けて、残すは小倉と函館のみとなっている友道調教師。ここで小倉をクリアし、リーチをかけることを期待したい。

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