JRAは8月3日、杉山佳明調教師=栗東=に過怠金5万円が課されたと発表した。同調教師は8月3日の札幌12Rへ出走予定だった管理馬の
ローレルオーブ(牡3歳、栗東・杉山佳明厩舎、父
ウインブライト)に規制薬物の投与が発覚。出走取り消しとなっていた。
JRAによると開業獣医師が規制薬物の「デキサメタゾン」を投与したことが、出馬投票後の8月1日に発覚。同薬物は鎮痛効果を目的として使用されるものであり、禁止薬物のような競走能力の向上はない。通常は筋肉内に投与後8日間の出走制限となり、調教師にも周知されている。