【CBC賞予想】サマースプリントシリーズ第4戦 難解な夏場のハンデ戦

2025年08月10日 06:35

CBC賞に出走予定のドロップオブライト(c)netkeiba

 サマースプリントシリーズ第4戦。近年は7月上旬に行われていたレースだが、開催日割の変更により8月に移設。それでも芝1200mハンデ戦という条件に変更はない。舞台となる中京競馬場芝1200mコースは向正面からスタートするワンターンコースで、全体が下り坂だが最後に急坂が待ち構えており、直線は412.5m。そのためペースが上がりにくく、瞬発力争いとなることが多い。

 ◎ドロップオブライトは昨年の優勝馬。全5勝を芝1200mで記録しているスプリンターで、中京競馬場は[2-1-1-2]と得意にしている。京阪杯は休み明けで、淀短距離S、高松宮記念は枠順に泣かされ、前々走は新潟の直線コースで持ち味を発揮できず、前走はスタート互角も後方から。外から追い上げたものの0.4秒差6着。どこか不完全燃焼のようなレースを続けてしまったが、見限るのは早計か。この馬の連覇を期待したい。

 〇ジューンブレアはレコード決着となった函館スプリントSで同タイム2着。前後半の3ハロンが32.5秒〜34.1秒というスプリント戦らしい流れを好位のインで我慢して最後は先頭に立ったところを内からすくわれてしまった。その1戦を含めて芝1200mコースは[4-1-0-0]。控える競馬で結果を残したことは強調できるので、初めて経験する中京コースを味方にできれば初戴冠が大きく近づく。

 ▲カルチャーデイは米子城S優勝馬。この時は大外枠を引き当ててしまったが、積極的にハナを奪って自分のペースに持ち込むと、最後は2着以下を突き放し、2歳11月のファンタジーS以来、久しぶりに先頭ゴールインを果たしている。前走の函館スプリントSは、この馬にとっては少々時計が速すぎた印象だが、それでも3着馬とは同タイムなら悪くない。改めて期待したい。

 △ヤマニンアルリフラは北九州記念の優勝馬。芝ダートを問わないスプリンターで1200mの距離では[3-0-2-0]。芝コースに限れば2戦2勝だ。条件馬時代とはいえ58kgで2戦2勝。57.5kgを苦にすることはないだろうが、他馬との比較でどうか。

 淀短距離S2着の△バルサムノートと、デビューからこの距離にこだわり続けている△ポッドベイダー。最後に中京コースが得意な△エイシンワンドの名前をあげておきたい。

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