オールスター競輪のイベントに参加した武豊騎手(左)と村上義弘氏。(カメラ・角田 晨)
函館競輪場で8月12日から6日間争われているG1・第68回オールスター競輪の企画として、「
レジェンドナイト 競輪×競馬」が13日、札幌市の飲食店「
スタンピーズ カフェ&ダイニングバー」で開催された。
スポーツ報知評論家の元競輪選手・村上義弘氏とJRA所属の武豊騎手が登場。「カリスマ」と呼ばれ12、16年の2度競輪
グランプリを制しG1・6勝を誇る村上氏、歴代最多JRA4602勝、G1・84勝を挙げる武豊騎手のレジェンド2人による共演に、抽選で参加した60人のファンが歓声を送った。
20年来の仲だという2人。互いの印象を聞かれ、村上氏が武豊騎手に対し「本当にこのまんま。これだけのレジェンドなのに、誰にも分け隔てなく僕の後輩もかわいがってもらっている。人間の器が大きい」と感謝を口にすると、武豊騎手は「ひと言でいうと、かっこいい。選手同士のつながりとかも大切にしていて、少し後輩には厳しすぎる雰囲気もあったけど、それも相手のことを思ってのこと。すごくいいなと思っている」と村上氏を絶賛した。
ファンから武豊騎手に対し「もう一度乗ってみたい馬とレースは」という質問が投げかけられると、「ディープインパクトで凱旋門賞にもう一度乗りたい。やっぱり、悔しさがぬぐえないですね」と率直な気持ちを吐露。また、昨年引退した
ドウデュースに対して「常に頭のなかにいた。特別な馬です」と思いを語った。