「新潟ジャンプS・JG3」(16日、新潟)
中団でレースを進めた1番人気の
インプレス(牡6歳、栗東・佐々木)が、2周目の向正面で一気に進出を開始。2番手まで押し上げると、最終障害で逃げていた
マイネルエールをパスして、障害重賞初Vのゴールを駆け抜けた。
管理する佐々木師は来年の定年を前に、史上8人目となるJRA全10場重賞制覇を達成。「ずっと意識してきて、ラストチャンスで達成できて感無量です。
キズナの子で、ドラマチックですね」と満面の笑み。自身はレース連覇となった小牧加は「(佐々木師の)記録がかかっていたし、デビューからずっとお世話になって一番勝たせてもらっている厩舎なので、馬が応えてくれて良かった」とホッとした表情で振り返った。