「ジャックルマロワ賞・仏G1」(17日、
ドーヴィル)
日本から
アスコリピチェーノと
ゴートゥファーストの2頭が参戦するも、98年タイキシャトル以来となる日本調教馬27年ぶりの勝利はならず。勝ったのは愛国A・オブライエン厩舎の
ディエゴヴェラスケスだった。
いつもの鋭い脚は見られなかった。マイル女王として臨み、1番人気に支持された
アスコリピチェーノ。逃げ馬の直後で外ラチ沿いを進むも、直線で伸びあぐね6着に敗れた。ルメールが「ペースが遅かった。なかなか
ギアアップすることができず残念な結果になりました」とガックリ肩を落とせば、黒岩師も「自分の競馬をさせてもらえなかった」と悔しがった。
一方、重賞未勝利馬ながら果敢に挑戦した
ゴートゥファーストは見せ場十分の5着。「馬の後ろで我慢するプラン通りしっかりできた」、「満足のいく競馬ができた」と新谷師、岩田望ともに納得の表情で振り返った。