31日に行われた新潟記念を最後に、サマー2000シリーズの全日程が終了した。
第1戦の七夕賞を制したミヤビランベリ(牡5、栗東・加藤敬二厩舎)が、第3戦の小倉記念5着、第5戦の新潟記念9着で合計13ポイントを獲得。第4戦の札幌記念を勝ったタスカータソルテと同点で並んだが、最多ポイント獲得馬が同点で複数いた場合は上位着順の回数の多い馬をチャンピオンとすることから、ミヤビランベリがチャンピオンとなった。同馬の馬主には4000万円、厩舎関係者には1000万円が贈られる。シリーズ全5レースの勝ち馬と最終順位は以下の通り。
7/13 七夕賞(GIII、ミヤビランベリ)
7/27 函館記念(GIII、トーセンキャプテン)
8/03 小倉記念(GIII、ドリームジャーニー)
8/24 札幌記念(GII、タスカータソルテ)
8/31 新潟記念(GIII、アルコセニョーラ)
【最終順位】
1 ミヤビランベリ 13
2 タスカータソルテ 13
3 アルコセニョーラ 11
4 ドリームジャーニー 10
4 トーセンキャプテン 10
4 フィールドベアー 10
7 マイネルキッツ 9
7 ミストラルクルーズ 9
9 ダイシングロウ 6
9 マツリダゴッホ 6
9 ヴィータローザ 6
※ポイントはGII競走が、1着12pt、2着6pt、3着5pt、4着4pt、5着3pt。GIII競走は1着10pt、2着5pt、3着4pt、4着3pt、5着2ptで、6着以下はいずれも1ptとなる。
【加藤敬二調教師のコメント】
「七夕賞を勝った時点では条件馬でしたが、この夏は本当に良く頑張ってくれたと思います。とにかく夏の間の体調維持がうまくいったのは、厩舎スタッフの努力の結果ですし、調教師としての責務を果たせてホッとしています。シリーズを優勝できて、オーナーも喜んでいらっしゃると思いますし、本当にうれしいです」
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。