ハイクオリティでJRA初勝利を挙げたF.ゴンサルベス騎手(カメラ・高橋 由二)
ワールドオールスタージョッキーズに初出場の
フランシスコ・ゴンサルベス騎手(35)=ブラジル=が、札幌4R・3歳未勝利(ダート1700メートル=14頭立て)でハイクオリティ(牡、栗東・今野貞一厩舎、父
リアルスティール)で1着となり、JRA初騎乗から2戦目で初勝利を挙げた。勝ち時計は1分44秒5(重)。
レースは好位に構えて、直線で抜け出すと6馬身差の圧勝だった。母国のブラジル国旗を手にセレモニーに参加して、ルメール騎手から記念品が手渡された。ゴンサルベス騎手は「まずは、このような大きな大会に招待してくださったJRA関係者の皆様、そして競馬関係者の皆様、本当にありがとうございます。まずはこの馬を管理する陣営の皆さんを祝福したいとともに、今ブラジルにいる私の家族にささげたいと思います。(札幌競馬場は)スタンドもコースも本当に素晴らしいです。騎乗を本当に楽しんでいます。WASJで騎乗できることに興奮していますし、何よりも日本の競馬で乗れると言うことがうれしいです。こんなにもたくさんのファンの皆様に集まっていただいて、競馬に対する情熱に本当に驚くとともに感謝しています」と、笑顔でファンに向かってあいさつをした。