「まともならマジで…」「惜しまれる」出遅れ→4馬身差で重賞初Vにも悩ましいポエティックフレアの種牡馬事情

2025年08月24日 16:26

新潟2歳ステークスを制したリアライズシリウス(右)

 新潟2歳ステークス・G3(24日、新潟競馬場・芝1600メートル)が行われ、津村明秀騎手が騎乗した1番人気のリアライズシリウス(牡、美浦・手塚貴久厩舎)が無傷2連勝で重賞初制覇を飾った。父は今年から産駒がデビューした新種牡馬ポエティックフレア。いきなり重賞ホースを送り出した種牡馬にSNSでは注目が集まっている。

 同馬はスタートで出遅れたものの、行き脚がついてから向こう正面で好位の2番手まで進出。長い最後の直線は楽な手応えで早めに先頭に躍り出ると、上がり3ハロン33秒4の末脚を駆使しながら後続を一方的に突き放して4馬身差で圧勝した。勝ち時計は1分33秒4で、7馬身差で逃げ切った新馬戦に続く圧勝劇。来春のクラシックへ向けてさらに注目を集めそうだ。

 ただ、ポエティックフレア産駒が活躍すればするほど悩ましい状況には変わらない。22年から社台スタリオンステーションで種牡馬入りした同馬は初年度が108頭に種付けしたものの、受胎率が悪かったため生産頭数は38頭に低迷。23年も種付け頭数が66頭に対して、生産頭数は20頭と落ち込み、シンジケートも解散している。昨年の種付けは7頭のみ。そのうちの1頭(ウエスタンマンデラの2025)が今年のセレクトセール当歳セッションで上場されたが、主取りとなっている。

 重賞でも圧勝したリアライズシリウスにSNSでは「出遅れたのに強い」「メジロアサマみたいに何とか後継繋がりませんかね?」「いきなり大物出してきたな」「数少ない産駒の中から早くも重賞勝ちかあ」「何とか受胎率上げられんもんかねえ…」「こういう馬の血が繋がるのもまたロマンだよなあ」「受胎率が低いことしか欠点ない」「受胎率がもったいなさすぎる」「受胎率まともならマジでいい種牡馬な可能性高いぞこれ……」「受胎率の低さが惜しまれる…」などの声が上がっている。

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