G1TC

【中京2歳S展望】瞬発力非凡!パープルガーネットが“初代女王”へ

2025年08月24日 21:22

 ※騎手は想定

 「中京2歳S・G3」(31日、中京)

 昨年までの小倉2歳Sが、今年から中京へ移設されたことを機に芝1400メートルに条件を変え、レース名も改称。創設元年だけに傾向は読みにくいが、キャリアの浅い2歳馬同士の一戦だけに、伏兵馬の台頭まで十分に考えられる。

 中心を担うのは、非凡な瞬発力で東京の新馬戦を快勝したパープルガーネット。道中は中団馬群で折り合い、直線で前があくと内からスパッと抜け出した。勝ち時計は水準級だが、ゴール前の鋭い脚は能力を感じさせた。1週前追い切りは美浦Wの併せ馬で1馬身先着と久々でも仕上がりは上々。記念すべき初代女王の勲章を手にする。

 小倉の新馬戦を好内容で勝ち上がったコラルリーフも注目の一頭。スローな流れにもピタリと折り合い、最速タイの上がりで抜け出すセンスあふれるレースぶり。操縦性の高さから、1Fの距離延長でも好戦は必至だ。

 同舞台の新馬戦で初陣を飾ったマイケルバローズ。好位追走から直線半ばで先頭に立ち、最後は2着馬とのたたき合い鼻差で制したように、並んだら抜かせない勝負根性が光った。コースV実績のアドバンテージで、2歳中京チャンプの座へ。

 デビュー戦は出遅れが響いて5着に敗れたスターアニスだが、2戦目の未勝利戦ではスタートを決めて好位で運ぶと、直線では後続をみるみる突き放して7馬身差の圧勝劇を演じた。母は11年小倉2歳S、12年セントウルSを制したエピセアローム。将来性は高い。

 新馬戦を2馬身半差で逃げ切ったジュジュドールも侮れない。スピードの違いでハナに立つと、セーフティーリードを保ったまま危なげのない押し切り劇。余力を持ってフィニッシュしており、距離延長も問題なしだ。

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。