【地方競馬】フリオーソLC サントノーレが世代交代を印象づける8馬身差の圧勝で重賞4勝目

2025年08月27日 21:48

4つ目の重賞タイトルを獲得したサントノーレ

 「フリオーソレジェンドカップ・S3」(27日、船橋)

 世代交代を印象づける8馬身差だ。2番人気のサントノーレがマイペースの逃げでライバルを圧倒。昨秋の戸塚記念以来になる重賞4勝目を決めた。2番手を追走した1番人気のキングストンボーイがそのまま2着。上位2頭が「第72回日本テレビ盃・Jpn2」(10月1日・船橋)への優先出走権をゲットした。3着に6番人気のホウオウトゥルースが追い込んだ。

 最内枠からすんなりハナを奪ったサントノーレのまさに独壇場だった。テンから12秒台のラップを刻み、ラスト3Fも次位に0秒6差の最速36秒5でまとめられてはなすすべもなかった。「まずは結果を出せてホッとしています」と口を開いた矢野貴は、「返し馬の時からパワーがみなぎっていたし、自信を持って受けて立とうと思って乗りました」と胸を張った。

 3歳春の京浜盃でJRA勢を圧倒。春のクラシック制覇へ夢を抱かせたが、ケガで棒に振った苦い経験がある。斤量2キロ差はあったが2番手から唯一勝負を挑んできた実力馬キングストンボーイを直線で突き放す一方。これまでのうっぷんを晴らすかのような圧巻の走りに「陣営はもっとデカイところを(勝ちたい)、と思っているし、それに応えたい」と前を見据えた。

 前日のスパーキングサマーCに続く2夜連続の重賞Vとなった荒山勝師は「きょうは普通に勝ってもらわないと困ると思っていた。見た目に迫力が出てきたね。南関を代表する馬になってもらいたい」と思いを吐露。大目標・JBCクラシック(11月3日・船橋)へ直行する。来るべき大舞台へ、しばし英気を養う。

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