【新潟記念】コスモフリーゲン サマー2000シリーズ制覇で主役へ名乗り 畠山師は秋の大舞台を見据える

2025年08月29日 06:00

 サマー2000王者を狙うコスモフリーゲン(撮影・持木克友)

 「新潟記念・G3」(31日、新潟)

 豪華メンバーで争われるサマー2000シリーズ最終戦。シリーズ王者争いにも注目だ。第2戦の七夕賞で重賞初制覇を飾ったコスモフリーゲンは現在10点で3位タイ。シリーズ2勝目での逆転優勝を決めて、飛躍の秋へとつなげる。

 勝てば文句なし。2、3着でも、現在シリーズトップタイのヴェローチェエラの着順次第ではサマー2000シリーズ制覇が見えるコスモフリーゲンだが、畠山師はここを秋の飛躍への試金石と位置づけている。

 「距離適性は延ばしていってもと考えているし、今後G2、G1で戦っていくためには(G1馬も参戦する)こういうメンバーを相手にしていかなければならない。ワンターンの2000メートルでメドを立てられるなら」。新潟外回りの直線は、この秋に一線級と戦うための滑走路なのだ。

 七夕賞から中6週、約2週間の短期放牧を挟んだが緩めておらず、状態は上向いている。「前走は立ち上がりに緩さがあったから、しゃきっとしてくるのを確かめながら。それで勝ったのも大したものだったが、今回は反動も出ず、戻してすぐ追い切りもできてやりやすかった。上積みがあるくらいでいける」と胸を張る。

 秋競馬が盛り上がり始める10月は、競馬の世界を題材にしたTBS系日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」が放送開始予定。このほど公開された番組宣伝のスナップでは、厩舎の大先輩マイネルホウオウが主要キャストに口を取られて登場。栗毛の額に整った星という端正な顔を披露している。

 「走る馬は、みんなああいうかっこいい顔をしているものだよね」と畠山師。フリーゲンも栗毛の額にやや流れたワンポイントという“イケメン”だ。ここで結果を残してこの秋は、きっと先輩と一緒に競馬界を盛り上げる主役になる。

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