2けた人気の伏兵扱いだったG1馬の娘2頭のワンツーが超高額配当を演出した。8月30日に行われた札幌6R・3歳未勝利(芝2000メートル=16頭立て)を勝ったのは、13番人気の
スタードメイソン(牝3歳、栗東・藤原英昭厩舎、父
ブリックスアンドモルタル)。2着には10番人気の
マザーズウィル(牝3歳、美浦・国枝栄厩舎、父
キズナ)、3着に6番人気の
ラファヴォリット(牝3歳、美浦・黒岩陽一厩舎、父
レイデオロ)が入り、3連単539万5300円の高配当に競馬ファンも仰天している。
勝った
スタードメイソンは、17年のオークスなどG1・2勝を挙げた名牝
ソウルスターリングを母に持つ良血馬。デビュー2戦はいずれも11着に終わっていたが、3戦目は直線で馬群を割って突き抜けて見事に激変し、単勝も1万830円の配当となった。2着の
マザーズウィルも母は12年ヴィクトリアマイル・G1など7勝を挙げた
ホエールキャプチャ。デビューから掲示板に入るのがやっとの戦績で、前走は札幌で14着と大敗を喫していたが、好位から粘り込んで3/4馬身差の2着に入った。G1馬の娘によるワンツーで馬連は18万6050円の配当がついた。
G1馬の娘2頭による高配当演出にSNSでは「ファンからすると気持ちの良い会心のレースですな」「ファンは堪らんだろうな」「競馬でひっっさびさに全身鳥肌たった。こんなことある???」「懐かしいなあ」「ワンツーでそんな荒れる?って思って成績見たらこりゃ人気無いわな…となった」「馬連が18万円か エグいな」「どちらも母がG1ホースなのにえらい人気薄だったな…」「母親がG1馬のワンツーで馬連でも18万超えで三連単が540万ってヤバすぎる」「競馬ってマジでわからん」「それにしてもつきすぎじゃないですかね」「ロマンがあるな」「これで馬連18万円って」「
グランアレグリアの息子が1倍台で飛んで、
ソウルスターリングの娘が未勝利戦で単勝万馬券ねぇ…笑」など驚きのコメントが寄せられている。