3歳未勝利に出走予定のエスタンシア(今年8月撮影、ユーザー提供:出資者さん)
19年の阪神JFを制した
レシステンシアの半妹となる
エスタンシア(牝3、栗東・松下武士厩舎)が、土曜阪神4Rの3歳未勝利(ダ1800m)で初勝利を狙う。
エスタンシアは父
ドゥラメンテ、母マラコスタムブラダ、母の父
Lizard Islandの血統。半姉の
レシステンシアは19年の阪神JF、21年の阪急杯と
セントウルSの覇者。G1の2着は20年の桜花賞とNHKマイルC、21年の高松宮記念とスプリンターズSと香港スプリントの5回あった。また、半兄の
グラティアスは21年の京成杯を制している。馬名の意味由来は「ユネスコ世界遺産に登録された大規模農園より。母の生産国より連想」。キャ
ロットクラブにおいて総額7000万円で募集された。
昨年11月のデビュー戦は1番人気で5着。その後も4着、6着、5着とワンパンチ足りないレースが続いた。そして5戦目からはダートに転じ、2着、2着、6着、4着、3着。芝よりも結果を残せているが、惜しくも勝利には手が届いていない。この世代の未勝利戦は今週が最後なので、何とかひと押しを利かせて、ウイナーズ
サークルに立てることを願いたい。