JRAが来春デビューの新人ジョッキー「0人」に見解 「ゼロになったからハードルを下げることは一切考えておりません」

2025年09月22日 15:59

 JRAが来春デビューの新人ジョッキー「0人」に見解 ※写真はイメージです(quentinjlang/stock.adobe.com) 

 JRAは22日、都内の本部で定例会見を行った。競馬学校の騎手課程第42期生の退学者や留年者が続出し、来春デビューの新人騎手が0人となることに対して、菊田理事が「非常に残念で申し訳ないと思っています」と謝罪。「7人が令和5年の4月に入学して、結果的に3人が留年、4人が退学ということです。退学、留年はケガ、規定の体重、規則を守れない、学力、体力がついてこられないため卒業の見込みがない、というさまざまな理由があります。毎年、一定数に留年、退学者がおりますが、今回はたまたまケースが重なってしまったと考えています」と理由を説明した。

 今後については「JRAの競馬がお客さまに長く支持されているのは、公正が担保されていることが大きく、公正確保の大きな役割を示す一つのファクターとして騎手は非常に重要な役割を果たしています。われわれは騎手に対して高いレベルを求めたいと思っており、ゼロになったからハードルを下げるとか、そのようなことは一切、考えておりません」と見解を述べた。

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