フランス遠征中の
ジャックオダモ(牡3=矢作、父
ウートンバセット)が24日、首都パリ郊外の
コンピエーニュ競馬場で3R・3歳未勝利(芝1600メートル、左回り)に出走。アレクシス・プーシャン(25)を背に11頭立ての道中7番手で脚をためると直線は馬場状態がいい外へ。勝ち馬と追い比べの末、惜しくも首差2着に敗れたが見せ場をつくった。
同じく藤田晋氏が所有し、アイルランドに遠征した僚馬
シンエンペラー(牡4)とともに渡欧した。自身はこの日が遠征初戦。これまで国内で7戦し、2戦目(京都芝2200メートル)と5戦目(東京芝2400メートル)の5着が最高着順だった。
ジャックオダモはアイルランド産の
ウートンバセット産駒。父はシャトル先の
オーストラリアで急性肺炎を発症し、23日に17歳で生涯の幕を閉じた。
現3歳世代のJRA未勝利戦は既に終了したが海の向こうで力走。今後につながる一戦となった。