ジャパンC2025に出走予定のダノンデサイル(24年5月撮影、ユーザー提供:りりさん)
GI・2勝の
ダノンデサイル(牡4、栗東・安田翔伍厩舎)が、ジャパンカップ(3歳上・GI・芝2400m)で史上7組目の父仔制覇を狙う。
これまでに
ジャパンCの父仔制覇は6組が計7回達成している。古い方から順に85年シンボリルドルフ-92年トウカイテイオー、99年スペシャルウィーク-11年
ブエナビスタ、06年ディープインパクト-12&13年
ジェンティルドンナ・15年
ショウナンパンドラ・21年
コントレイル、そして16年
キタサンブラック-23年
イクイノックスである。
今年は14年の勝ち馬である
エピファネイアを父に持つ
ダノンデサイルが戴冠を狙う。24年の日本ダービー馬。今年は始動戦のAJCCに続いてドバイSCを制し、2つ目のG1タイトルを手にしている。前走の英インターナショナルSは1秒6差の5着に大敗したが、決して力を出し切ったレースではない。舞台がGI勝ちの東京芝2400mに戻れば、ガラリ一変の走りを見せてくれるはずだ。
このレースで復活を遂げた父と同様、息子も巻き返しでの戴冠となるか。並み居るラ
イバルを撃破し、史上7組目、
エピファネイア産駒としては初の父仔制覇となることを願いたい。