10月12日の東京8R・3歳上1勝クラス(芝2400メートル=11頭立て)は、名牝
アーモンドアイの初子
アロンズロッド(牡3歳、美浦・国枝栄厩舎、父
エピファネイア)が、骨折休養からの復帰戦を白星で飾った。勝ち時計は2分24秒9(良)。
道中は6番手で運び、道中は馬群の内でリズム良く運んだ。3コーナー過ぎから徐々に位置取りを押し上げていくと、直線ではしぶとく脚を伸ばして、最後は外から迫る
ノラリクラリの追い上げを首差でしのいだ。左前膝の骨折により初勝利を挙げた前走から8か月の休み明けだったが、超良血馬が2連勝して底力を見せた。
ルメール騎手は「休み明けで2400メートルで心配していたが、馬のコンディションは良かったです。彼はそんなに切れ味がないけど、すごく頑張ってくれた。(直線で)速いペースを維持してくれた。上のクラスに行けると思います」と、さらなる飛躍に期待を込めた。