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【レディスプレリュード】20戦目で初ダートのビヨンドザヴァレーが重賞初V 菱田裕二騎手は初優勝

2025年10月07日 20:26

初のダート挑戦で見事に重賞タイトルをつかんだビヨンドザヴァレー(中)(大井競馬場で)

◆第22回レディスプレリュード・Jpn2(10月7日、大井競馬場・ダート1800メートル=1着馬にJBCレディスクラシックへの優先出走権、良)

 牝馬限定のダートグレード競走は4〜6歳の12頭(JRA5、南関東6、他地区1)によって争われ、菱田裕二騎手が騎乗した5番人気のビヨンドザヴァレー(牝5歳、栗東・橋口慎介厩舎、父イスラボニータ)が優勝。20戦目で初めてダートに投入された5歳牝馬が、ダートの強豪たちを外から豪快に差し切った。勝ち時計は1分52秒9。

 同馬に7戦連続騎乗となる菱田裕二騎手は同レース初勝利。橋口慎介調教師は、2021年のレーヌブランシュ、2023年のアーテルアストレアに続き、3度目の勝利。

 2着は1番人気のテンカジョウ(松山弘平騎手)、3着は4番人気のバスタードサフラン(酒井学騎手)だった。

 菱田裕二騎手(ビヨンドザヴァレー=1着)「ダートスタートが今までになかったので、スタートだけは気をつけようと思っていました。先行馬がたくさんいたので、出たなりで競馬しようと考えていました。(初タイトル)去年から騎乗させていただいていますが、ちょうど充実期で乗るごとに調教も良くなっていました。(レースは)外を走っていたのですが、砂をかぶってもひるまずに走ってくれました。(初ダート)橋口厩舎は普段からダートコースで乗ることがあり、その成果が出たんだと思います。(オーバルスプリントから中1週でダートグレード勝利)チャンスのある馬に騎乗させていただいて、すごくうれしいですし、感謝しています」

 橋口慎介調教師(ビヨンドザヴァレー=1着)「走るまでは半信半疑だったが、いいレースをしてくれてうれしい。(体重減は)前走が余裕残しだったのでパドックで見て、いい状態だと感じた。外から上がって行き、馬の後ろにつく場面でもキックバックを嫌がってなかったのを見て、これはいけると思った。ただ、直線に入っても勝てるかは分からなかった。馬の状態次第だが、次はJBCレディスクラシックに行くことになると思う。その後は芝も走る馬なので、二刀流もあるかもしれないですね」

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