CWコースで鋭く伸びたドゥアイズ(カメラ・高橋 由二)
◆第1回アイルランドトロフィー・G2(10月12日、東京競馬場・芝1800メートル=1着馬にエリザベス女王杯の優先出走権)追い切り=10月8日、栗東トレセン
ドゥアイズ(牝5歳、栗東・庄野靖志厩舎、父
ルーラーシップ)は加藤祥太騎手(レースは三浦皇成騎手)が騎乗し、CWコースを単走。直線でしっかりと気合をつけられて、6ハロン81秒9―11秒3をマークした。推進力のある走りで鋭く脚を伸ばした。庄野調教師は「折り合いも問題なかったし、しまいまでしっかり。入厩してからちょっと体に余裕がある感じだったけど、(今日の)動きが良かったので、輸送も含めて今週末くらいでちょうど良くなるかな」と手応えを示した。
近2走はダートに矛先を向けたが、アハルテケS、阿蘇Sともに12着と浮上のきっかけはつかめず。改めて芝に戻し、復活を期す。「東京の1600メートルでは結果を出している。若いころより落ち着きが出てきたぶん、1ハロン延長で上手に走ってくれるんじゃないかな」と指揮官は期待した。