◆第30回秋華賞・G1(10月19日、京都競馬場・芝2000メートル)1週前追い切り=10月9日、栗東トレセン
紫苑S3着の
ダノンフェアレディ(牝3歳、栗東・橋口慎介厩舎、父
キズナ)がCWコースでハードな併せ馬を消化した。
バッハアルプゼー(3歳1勝クラス)を4馬身ほど追走し、ラストは強めに追われ6ハロン79秒7―12秒2。半馬身ほど遅れたが橋口調教師は「動きは良かった。最後は遅れる形になりましたが、相手は(体重の軽い)ジョッキーが乗って、動く馬ですから」と問題なしを強調した。
デビュー後はカイバ食いに課題があったが、精神面の成長とともに安定。2走前に20キロ、前走で10キロと
パワーアップに成功した。「よく食べてますね。精神面も前回より落ち着きが出ました。折り合いが付くようになっていますし、京都の内回りになるのはプラス」とトレーナー。自在性プラス切れ味を生かし、G1奪取を狙う。