池添謙一騎手騎乗のマーゴットラヴミーが直線抜け出す(カメラ・高橋 由二)
10月11日の京都5R・2歳新馬(芝1400メートル=17頭立て、
シェイプオブユーが出走取消)は単勝5番人気で池添謙一騎手騎乗の
マーゴットラヴミー(牝、栗東・小林真也厩舎、父
リアルスティール)が2番手から抜け出す完勝で、デビューVを飾った。勝ち時計は1分20秒2で、2014年に
ムーンエクスプレスがマークした1分20秒5を0秒3更新するコースレコード。なお、単勝1番人気だった
メルメラーダ(牝、栗東・高橋一哉厩舎、父
セントマークスバシリカ)は好位から伸び切れずに3着だった。
道中は逃げる
ナオミニオールイン(牝、栗東・佐藤悠太厩舎、父
シルバーステート)を見るような形で折り合って追走。直線では内で踏ん張ろうとするナオミをラスト100メートルあたりでかわすと、最後まで脚を伸ばし、全く危なげなく、2着に2馬身差をつけた。
池添謙一騎手は「調教ですごくいい動きをしていたので、どれくらい走れるか期待していました。期待通りでしたね。いい勝ち方ができたと思います。今後は落ち着いてレースに臨めれば面白いと思います」とレコードVを高く評価。小林調教師も「素質があるのは分かっているので、大事にしていきたい。距離は延ばしても、1600メートルまでですね」と振り返っていた。次走は未定。