デビューVを飾ったシュペルリング(右)(カメラ・荒牧 徹)
10月11日の東京5R・2歳新馬(芝1600メートル、14頭立て)は、3番人気の
シュペルリング(牡2歳、美浦・嘉藤貴行厩舎、父
シスキン)が、力強く抜け出して初陣を飾った。勝ちタイムは1分36秒5(良)。
スタートを五分に決めると先団馬群の外でしっかりと折り合った。最後の直線で追い出されると反応良く前を行くラ
イバルを捕らえて先頭に。
テーオーカイザーの追撃を首差退けた。津村明秀騎手は「攻め馬からいい感じでした。先週の1400メートルを除外になって1ハロン延長がカギだと思っていたけど、ペースが遅くてちょうど良かったですね。最後も期待通りの反応で、外から馬がきてもまた良く伸びてくれました」とたたえた。