デビュー戦を勝利で飾ったイクシード(手前)(カメラ・荒牧 徹)
デビュー戦で強い勝ちっぷりを見せた
イクイノックスの全妹に衝撃が広がっている。12日の東京6R・2歳新馬(芝2000メートル=12頭立て)で単勝オッズ1・7倍の1番人気に支持された
イクシード(牝2歳、美浦・木村哲也厩舎、父
キタサンブラック)が1馬身半差で初陣V。偉大な兄を彷彿させるレースぶりにX(旧ツイッター)ではトレンド首位に上がる反響を見せている。
スタートから存在感を示した。外枠が不利とされる東京の芝2000メートルで12頭立ての大外枠から外に大きく膨れるロス。徐々にポジションを上げて向こう正面では中団を追走した。直線でも手応えは十分で残り400メートル過ぎに外へ持ち出すと、馬なりでスムーズに加速。上がり最速33秒4の末脚を駆使し、内で粘る
モンシークをあっさりかわすと1馬身半差をつけてゴールを駆け抜けた。勝ち時計は2分0秒2(良)。ゴール後にはスタンドから大歓声が上がるほど注目される一戦で、馬名が偉大な兄を超えるような活躍を願って名付けられた通りのパフォーマンスを見せた。
イクイノックス全妹の勝利にSNSでは「これは大物の予感」「相当に余裕を感じさせる走りで完勝」「この娘も一流の能力が宿ってる」「良い勝ち方してますな」「余裕すぎるw」「流石
イクイノックスの妹!」「コレ強いな」「オークスの夢を見るね」「スタートで膨れすぎ」「いきなり外へぶっ飛んだw」「ほんとに牝馬か?」「来年の大一番が楽しみよ」「ほんとに強いんかい」などのコメントが上がっている。