「秋華賞・G1」(19日、京都)
牝馬3冠レースの最終戦。最有力候補となるのがオークス馬の
カムニャックだ。前哨戦のローズSでは他馬と接触しながらも強さを見せつけて完勝し、フ
ローラSから3連勝を達成。ひと夏越して心も体も成長しており、調整も順調に進んでいる。さらにデータ班からの推奨馬も
カムニャック。牝馬2冠制覇に死角はない。
▼傾向(過去10年)
3歳牝馬ラスト1冠。京都競馬場の改修工事に伴い、21&22年は阪神芝2000メートルで実施。
▼人気
1番人気〈5・0・1・4〉
2番人気〈0・3・2・5〉
3番人気〈3・1・2・4〉
4番人気〈2・2・0・6〉
5番人気〈0・3・1・6〉
勝ち馬は全て4番人気以内で、連対馬19頭が5番人気以内と平穏傾向。
▼
ステップ オークス〈6・1・3・16〉
紫苑S〈3・4・0・26〉
※OP特別時代含む
ローズS〈1・3・5・47〉
勝ち馬全頭が
トライアル経由かオークスからの直行だが、そのなかでローズS組は劣勢。
▼前走着順
1 着〈6・3・5・39〉
2 着〈3・0・2・18〉
3 着〈1・4・1・15〉
4 着〈0・1・1・9〉
勝ち馬全頭が3着以内で、負けても勝ち馬から0秒4差以内だった。
▼前走人気
1番人気〈6・3・3・22〉
2番人気〈3・2・2・16〉
3番人気〈1・1・1・12〉
4番人気〈0・1・2・18〉
勝ち馬全頭が3番人気以内だった。
▼所属
栗 東〈7・6・8・82〉
美 浦〈3・4・2・59〉
栗東所属馬が優勢。
▼キャリア
勝ち馬8頭が4〜6戦。
▼実績
勝ち馬9頭が重賞ウイナーだった。
▼決め手
勝ち馬9頭が前走の4角を5番手以降で通過していた。また、同7頭がメンバー3位以内の上がりをマークしていた。
▼注目馬 全ての項目をクリアした馬はゼロ。減点1はオークス馬の
カムニャックだけだった。現在重賞3連勝中。2つ目のG1タイトル獲得へ視界は良好だ。(記録室)