前走の宝塚記念3着の
ジャスティンパレス(牡6歳、栗東・杉山晴紀厩舎、父ディープインパクト)が、年内で引退することが分かった。北海道新ひだか町の
アロースタッドで種牡馬として 繋養される。杉山晴紀調教師が10月16日、発表した。年内は天皇賞・秋(11月2日、東京競馬場・芝2000メートル)、
ジャパンC(11月30日、同・芝2400メートル)、有馬記念(12月28日、中山競馬場・芝2500メートル)のG1・3走を予定している。
同馬は2022年の神戸新聞杯で重賞初勝利。2023年の天皇賞・春でG1タイトルを獲得した。昨年もドバイ・シーマクラシックで4着に入るなど、G1戦線にコンスタントに出走。今年も大阪杯(6着)、天皇賞・春(6着)の後、宝塚記念では10番人気の評価を覆す3着と健闘していた。杉山晴調教師「数少ないレースになりますが、一つでも多くのタイトルを取れるように頑張ります」と意気込みを見せた。