調教でシャープな動きを見せている
デアヴェローチェ(牝2歳、栗東・上村洋行厩舎、父
マテラスカイ)は10月18日の京都5R2歳新馬・芝1600メートルでデビューする。1週前は栗東・CWコースでレースで騎乗する岩田望来騎手を背に、
アームズレジェンド(2歳新馬)の内を2馬身ほど追走し、6ハロン83秒3。首差遅れたが、加速ラップを刻み、ラスト2ハロンは11秒3―10秒9と
スピード感抜群だった。
父の
マテラスカイは国内のダート重賞を2勝、19年のドバイ・
ゴールデンシャヒーン2着、21年のリヤドダートス
プリント2着など国内外の砂で実績を残したが、陣営は芝での初陣を選択。母の
ミニーアイルはJRAの芝を2勝、21年の報知杯フィリーズレビューでは3着と好走しており対応できそうだ。上村調教師は「母系が出ているんだと思う。少し馬を気にするところがあるが、時計通り走れば勝負になる」と期待を込めた。